地積測量図1筆したら43枚
2012年5月18日 カテゴリー:田中健吾のブログ 0 Comments
境界立会の事前調査では、境界立会に関係する土地について、既存の地積測量図があるか調査をします。
地積測量図は1筆の土地についての詳細図ですから、基本的に1筆につき、1枚から3枚程度です。
合わせて分筆してある場合は、複数筆が1枚の図面に納まっている場合もあります。
上の写真は、1筆について43枚の地積測量図が出てきました!
法務局のデータベース上、申請した土地がこの枚数で登録されているらしいので、この枚数で出てくるのは仕方ないのかもしれませんが、この43枚のうち1枚 しか使える部分がなく、はっきり言って無駄というしかなかった。
法務局の人いわく1筆で250枚ちかくある土地も存在するらしい。
どうしてこの現象が起きるかというと、何十、何百はたまた何千という土地を合筆でして1筆にした後、その広大な1筆の土地を分筆する時に作成した地積測量図はこの現象がおきる。
だから、超ビックな宅地造成の時はこの現象がおきるけど、現在ではそんなビックな宅地造成はない。
その当時の経済情勢の勢いを感じた瞬間でした。
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